2007-01-17

驚き


失ったモノが出てきた。やったー!
そのモノとはUSBフラッシュメモリ1GBだが、データが入ったままだったのでなおさら必死になって探していたのだ。今日はたまたま仕事先からデータを持ち帰らねばならなくなり、会社のUSBメモリを借りたのだがこれが失った自分のものとまったく同じモノなのだ。
家に帰り試しにそのUSBメモリを子供に見せて『これと同じもの知らないかな?』と尋ねてみると、なにやらごにょごにょ言ってメモリが放置してあった机の方に行くではないか。机のまわりをうろうろして『ないよ、ないよ』と言う。そうか、そこに置いてあったのを憶えているんだ、すごいなと思っていると、『あったー!』と言って握りしめているのはまぎれもなく自分のUSBメモリではないか!どうやら隣の部屋の押し入れの隅に隠していたようだ。
それにしても驚いた。よもや2歳半の子にそんなことを聞いても分からんだろうと勝手に決めつけていたのだが、彼女は完璧に理解していた。隠してからおそらく4日以上は経っているがしっかりと憶えていたのだ。子供に口だけで『USBメモリ知らん?』なんて聞いていた自分の馬鹿さ加減が情けない。
USBメモリが出てきたうれしさより子供がそこまで理解してくれている、と知った喜びの方がはるかに大きい。

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