2015-09-02

日中新幹線バトル!














インドネシアで日中が熾烈な新幹線売り込みバトルを行っているというが、中国に対抗するばかりに安易な安売りをしないかが心配どころだ。中国側は3年で完成させるというが、施工の速さを売りにするとは恐ろしいばかりだ。工期は短いが施工の質は落とさないなんてことを中国に期待できるはずはなく、もしそれが現実のものとなったら近い将来インドネシアは痛い目にあうだろう。特にインドネシアは日本と同じ島嶼国家であり、地震も多い土地柄だ。そんなところへ耐震基準さえない中国の建設業者が来て施工すれば結果は言わんでも分かるだろう。ぽんぽんと柱を立てて桁をどっこいしょと載せてゆくだけならそりゃ早いわさ。
日本は中国に同調して技術の安売りをしないことだ。ただし国際競争力を高めるためのコストの見直しや改善は必須だろう。
何を以って日本を売るのか?そこはブレてはいけないところだろう。

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