2012-02-09
急がば回れ
今朝は予報通り雪。積雪は5cmほど。折からの冷え込みで路面はガチガチに凍り付き、とてもスリッピーだ。普段こんな日ならば完全に路面が融けるまで待機してから家を出るのだが、今日は少しの責任感と大いなる冒険心を持って路面の表面が融け始めた頃にロードスターを出した。それがいかんかった!駐車場から出て滑るかどうか試してみると案の定滑る。しかしここは家の日陰だし本線の県道に出れば大丈夫だろうと車を進め本線に出ようとしたが、ここがいきなり川を渡る橋になっているためしっかり凍結していて、僅かな登り勾配だが後輪がホイルスピンして登ってゆかない。『こんちくしょう!』とギアをセカンドに入れて慎重にクラッチを繋いでも全然だめだ。こんなところで立ち往生しては本線を通る車の邪魔になるので、バックして出直そうと下がったときに貧乏神が微笑んだ・・後ろをよく見てなかった僕も迂闊だったが、それ以上にバックでも車が言うことを聞かず横滑りして電柱にガツン!だ。『ゲッ』と思いつつも何とか体勢を立て直しそのままバックして我が家の駐車場に逃げ込み、ぶつけた箇所を確認すると左のテールライトが割れ、ボディーに直径10センチほどの凹み、それにバンパーにかけての派手な擦り傷(コンパウンドで磨いたらある程度消えた)と惨憺たるありさまじゃんか!なんてこったい、家を出てからほんの数秒・距離にして20mほどの出来事で、まったくもってのバカさ加減だ。あと1時間も待てば完全に氷が融けていたというのに無理をしたのがいけなかった。それにしても凍結路面でのロードスターはまったくダメだね。まるでスケートリンクに居るよう。そりゃスタッドレス履いてりゃもう少しマシだったかも知れないけど、あの様子じゃ大した違いは無いだろう。もう二度とやらん。
自宅に戻り、氷が融けるまでしょげながら待っていると妻が、『もしあのまんま無理して行っとったら堤防から落ちとったかも知れんのやよ。そうなると娘達が悲しむので、幸運の天使かなんかが家を出てすぐの電柱にぶつけて守ってくれたんじゃないの?』と言って慰めてくれた。
確かにその後1時間ほどして家を出ると、現場への途中の堤防では数カ所で車がガードレールに突っ込んでいた・・あのまま本線に出れたとしてもこうなっていたのかも知れない・・急がば回れだ。今回のことは自分が常日頃言って来たことを守らなかったからの結果だ。いい勉強になりました。
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