2011-07-03

ハチ禍


休日というのに朝6時に起きてJackieの散歩をし、またぞろ草刈機をぶん回す。もちろんまだ朝早いゆえ迷惑にならぬよう河川敷から刈り始め、徐々に堤防に迫ってゆくというやり方だ。やり始めは幾分涼しくも感じたが、7時を越えるともうダメだ。全身ずぶ濡れになるくらい大汗をかきながら作業を続け、『もうあかん・・』『いや、まだだ』などと自身との葛藤を続けること3時間。やっと予定面積を刈り終えて朝飯にありつけることに。これまさに修行。熱中症や脱水症状なぞ当たり前よ。人のことなら心配するが、我が身のことならこんな程度でへこたれていては話にならん。もっと厳しく自分を責める。この点、暑い夏は自分を鍛えるよいチャンスだ。

朝っぱらからあまりに厳しく自分を責めたので朝食後は一気に腑抜けとなってぐにゃぐにゃに。そのまんま赤ちゃんと一緒に2時間も昼寝をしてしまったよ。
午後からは今期も大量の恵みを与えてくれた枇杷の木の剪定から始まり、ついでに枯れ枝の堆積を片付けようとガサガサと手を突っ込んだその瞬間、『いてっ!』と左手甲に痛みが走り、目の前で何かがヴァンと湧いて出た。すぐさま我がDNAが覚醒し、光速で横っ飛びすること数メートル。案の定枯れ枝の周りには大型のアシナガバチが無数に飛び回り警戒行動をとっている。いや〜分からんかったね。思いっきり刺されたよ。左手がジンジンする。
しかし、やっぱりそんなことでへこたれるわけにはいかんのだよ。なんかむかっ腹が立って来て、まず腰に付けていた蚊取り線香をアシナガバチの巣の近くに放り投げ、近くに落ちていたバットくらいの枯れ枝を7cmほどの大きさの巣をめがけて半狂乱のごとく、これでもか!これでもか!と振り下ろす。当然周辺にいたアシナガバチが、このこん棒振り回すキチガイ原人めがけていっせいに襲いかかったのは言うまでも無いこと。そのうちの一匹の特攻をついに避けきれず左頬に一撃を喰らってしまった。それでも巣を壊滅させることに成功し、攻め寄せる残党はことごとく討ち取ってやったり。刺された頬も毒の注入が成功しなかったようで、少しの痛みがあるだけでほとんど腫れることなく、腫れ上がっている左手甲とは対照的だ。幸い僕はハチ刺されに対するアレルギーが無いので、刺されてもどうったことない。
でも油断は禁物だね。よもや・・というところに巣を掛けているからね。

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