2011-07-30

豪雨


新潟・福島方面の雨は凄かったね。あんな降りがこちらでも続いたら我が家の前の川も氾濫してしまうだろう。実際昭和51年にはこの辺り一帯が浸水し大きな被害が出たという。それから30年以上が経ち、様々な治水工事が行われて来たようだけど限界があるよね。信濃川は危険水位を超え、堤防のかなり上の方まで水が押し寄せていたにもかかわらず大決壊を免れたようで、その堤防の強さには驚嘆する。あんな満水状態でしかもかなりの濁流であるにもかかわらず決壊せぬとはね。家の前にも堤防があり、そして毎日堤防を走って通勤している身としては、そもそも河川敷全体が水に浸かり、そして堤防の高さギリギリまで水が迫るなんて考えるだに恐ろしいことだ。むかし揖斐川が台風の豪雨で大増水したときがあったが、まさに今回の状況と同じで茶色い濁流がゴーゴーと流れ、増水した水位より低くなった堤防の外側では堤体から水が盛んに漏れ出していて『こりゃーやばいな・・』とその場から急いで離れたことをよく憶えている。
今回信濃川水系のあちこちで堤防が決壊したようだが、こればっかりはどこにでも起こり得ることなので、そのための用心をしっかりせねばならぬと、改めて思い知らされた。

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