2010-08-22

あの頃の川で


もう寝なあかん時間になってからブログを書き始めるので必然的に睡眠時間が短くなるが、こんな蒸し暑い夜はなかなか眠気も訪れず、最新デジカメ事情などを漫然と検索したりして時間を浪費する夜半なり。

さて、娘達が帰国してから何一つ夏休みらしいことをしていないので、今日は晴れて暑いことだし川へ水遊びに行こう!ということになった。向かうは僕が娘達と同じ年頃によく連れて行ってもらった川で、ちびっ子が水遊びをするにはちょうど良い砂防堰堤があるのだ。
到着するとすぐにきゃあきゃあ言いながら川の浅瀬を駆け巡り、水を掛け合って大はしゃぎ。強烈な日差しのもと空を見上げると無数のパラグライダーやハンググライダーが上空をゆったりと旋回し、まるで鳶が獲物を探している姿のようだ。川の水は冷た過ぎず、ちょっとした澱みに潜っても心地良く体温が奪われてゆき爽快だ。娘達はバケツを持って浅瀬に入り込んだハヤの稚魚を捕らえようと必死になっている。
上流の谷間を望むと、遥か上空に積乱雲が成長しつつあった。その雲をちらちらと警戒しながら帰り支度を開始する。
ああ、夏だ!
ひょっとしたら妻や娘達よりも自分が一番はしゃいでいたのかも知れない。わんぱく坊主だった頃の僕の思いはまだこの砂防堰堤付近に漂い、そしてこれからも僕を惹き付けることだろう。来週末も天気がよければまた来よう・・なんて、もう行く気満々だしね。

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