最近どうも100歳以上のじっさま・ばっさまの行方不明が流行っているらしい。ニュースでは『所在の確認を急いでいる』なんて言っているが、そのほとんどは三途の川を渡ってしまっているだろうよ。ついさっき久しぶりに妻とスカイプしたが、妻が早速その話題を取り上げて『113歳のおばあさんが失踪したんだって?』と、この奇妙なニュースがアメリカでも話題になっているという。そんなこと言うもんだからこちらは『コネチカットの銃乱射で8人死んだんだって?』と返すと、地元であるにもかかわらず『えっ、知らん、ほんと?』なんて言うしで、いったい何がどうなっているのやら・・
老人失踪事件はそのそれぞれを突き詰めるとなかなか根が深そうで、そこには現代社会が抱える『歪み』もしくは『闇』の部分を多分に含んでいそうだが、直接的な原因の多くは担当職員の職務怠慢でしかない。メディアに出て来る彼らは一様に制度や仕組みの欠陥ばかりを取り上げ、自身の過失、それが言い過ぎなら怠慢について検証する者は皆無だ。この態度はいかにも御役所姿勢で見ていて辟易する。
こういうことはまだまだ氷山の一角なんだろうと思うと、そのいい加減さに呆れ果て候。
0 件のコメント:
コメントを投稿