2010-08-13

ちょこっと反省


今晩のNHKスペシャル『色つきの悪夢』は、白黒で保存されていた第二次世界大戦の戦場風景をデジタル処理で簡易的に色付けしたもので、それまで知っていた映像がカラーになるだけでこんなにも見え方が変わるものか・・と非常に驚きもしたし、また白黒映像の時よりも実に生々しく、よりリアルというか身近に感じられて、観ながら様々なことを考えさせられた。
僕たちカラーで育った世代には白黒映像はどこか非現実のような、遥か昔の過去の様にも感じられ、それがかえって戦争という事実についての認識や理解の妨げになっていたようにさえ思えるのだ。

そんなことを考えながら観ていると、その空気をぶち壊すかのようにピンポーン!とドアベルが鳴り、『こんばんわー』と来客のようだ。はて、こんな時間に何だろう?宅配便でも届いたのか?と様子を見に行くと、ひょろりとした若い兄ちゃんが『オール電化に興味はございませんか?』と言うじゃないか。瞬間頭に来て『おまえ盆休みやぞ、今何時と思っとんのや!』と叱りつけてやると、『8時30分です』と、たあけの様に答える始末。話にならんのでさっさと追い返してやったが、何もそこまで叱りつけることも無かったな・・と、ちょっと反省。彼もこんな時間に営業などしたくはなかっただろうし、それを思えばそれなりの断り方もあったはずだ。せっかくよい番組を見ていた時だけに余計に腹が立ったとはいえ大人げなかったな。

でも最近、オール電化マン多くないですか?

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