2009-01-12

積雪


朝、部屋の雨戸を開けていた妻が『あーっ、雪だ!』と叫んだ声で目を覚まし、立て続けに子供達が『見たい!見たい!見たい!』と駆け込んで来たので観念して布団に別れを告げ、目を細めながら一人一人抱き上げて外を見せてやった。昨夜は天気予報をまったく見なかったのでよもや積雪になろうなんて思ってもいなかったな。確かに寒気が南下して列島各地で大雪というのだからここで降ってもおかしくはないのだが、昨夕は雪が降りそうな雲行きでも、風でもなかったので驚いた次第。ただ、積雪といってもほんの2cmほどのことで、朝10時前にはすっかり融けてなくなってしまいました。そんな僅かな雪にでも我が子供達は大はしゃぎで外に飛び出し、さっそく雪玉を作ってはお互いに雪合戦を始め、この寒さのなか素手で雪玉を掴みしかもそのまま大事そうにしてなかなか手放さない。見ているこちらが寒くなり『もう雪玉捨てたら?』と聞いても、ニヤッと笑うだけで手を真っ赤にしながらも後生大事に抱えている。仕方が無いので雪玉を持ったまま子供達と僕、Jackieで散歩に出かけることに。道半ばまで来ると急に風が強くなり空はどす黒く、そのうち雪が落ちてきた。あれよあれよという間に吹雪いてきてどえらい寒さに・・。それでも子供達はなにするものぞ、自分達のペースを保ったままジリジリする僕を尻目にそれ以上ゆっくりは歩けんやろ、という速度で一応付いて来る。そんなんだから家に着く頃にはみんなびしょぬれでとことん冷えました。もちろん僕のことだから家に帰り着き服を着替えた途端に外は陽が差し、青空がのぞき始めたのは言うまでもない。

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