2009-01-07

そのとき子供達はなんと叫んでいたのだろう


火事による死亡が相次ぎ痛ましい限りだ。特に幼き子供達が命を落とすなぞ同じ親として考えるだに恐ろしい。改めて火の元には十分注意したいと思う。そんな中、昨日起きた千葉県松戸市の一件は6ヶ月から4歳までの幼子を家に残し、パチンコをしていたというのだから信じ難い。朝からパチンコをし、いったん昼食を食べさせる為に帰宅して再びパチンコをしに出かけていたという。その間子供達はほったらかしということになる。6ヶ月といえばまだ乳飲み子だ、さぞやお腹をすかしていたことだろう。オムツも頻繁に替えねばいけない頃なのにそのままだったということか。そんなんじゃたいそうむずかって泣いていたことだろう。その妹をまかされた4歳と3歳になる兄達の困惑と心細さはいかばかりだったろうか・・。これは明らかに育児放棄だ。何故母子家庭となったかは知らないが親である以上やらねばならぬことはある。それはパチンコをすることじゃない。おそらく育児の疲れやらなんやらでパチンコは彼女にとっての逃げ場所だったのかも知れないが、その母を子供達はずっと待っていたのだ。ドアに鍵をかけられどうすることも出来ずに息を引き取っていった子供達は、いまわの際になんと叫んでいたのだろう・・『お母さん!お母さん!』と叫んでいたに違いない。その『お母さん』は事件後に『病院へ行っていた』とウソの供述をしていたのだ。つまり、自分の不始末で我が子を3人も失ったというのに、この期に及んでもまだ己が身がかわいかったということだ。

なんども言うが、子供は親を選べない。
どんな親でもそれが子供達にとっては大切な『親』なのだ。その『親』は子供達に何をしてあげただろうか?

いつもこんなニュースを見る度に暗い気持ちになる。子供達は死ぬまで母親のことを信じていただろうに・・それなのに・・・

自分はどうあるべきか?考えさせられる。

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