2009-01-11

暴言


昨夜は寒さが厳しく、肩が冷えて何度も毛布を掛け直していたのでいまいち深く眠ることが出来なかった。朝起きるとどんよりとした曇り空から小雪がちらちらと舞い降りて来て、いかにも寒々とした風情だ。それでも果敢に外に飛び出し、白い息を吐きながらちょちょっと畑に手を出すとやめられなくなって、鍬を持ち出し耕し始める始末。しばらく外に居て寒さに慣れて来ると、むしろ雪の降っている今日の方が冷たい風が吹き荒れた昨日に比べて暖かく感じる。やがて身体も暖まってきて額に汗がにじんできた。上着を一枚脱ぐとちょうど体温と外気とのバランスが保たれ汗をかくこともなく清々しい。寒いとは言ってもやはり外で働くのが一番だ。

午後からは久しぶりに近所のヤマダ電機へ行き品定めをあれこれとする。ちょっと分からないことがあったので所在なげに立っていた店員を呼び質問してみたのだが、これがヤマダ電機にありがちな不遜店員でこちらの言うことを解った振りして解っていない。要領を得んので3回同じことを言ってみたのだが、逆に要領を得んのはお前の方だと言わんばかりに人を小馬鹿にしたような口をきいてきた。そこで思わず色をなして『おまえバカと違うんか!?』と口走ってしまったのだ・・すると『担当の者を呼んできます』と、ちゃんと答えてくれる人を連れて来てくれたとさ・・
いくらむかっ腹が立ったとはいえ、面と向かってバカ呼ばわりはいけなかった。口走ってすぐにしまった!と思ったが、言ってしまったものは取り消せない。相手もさぞや傷ついたことだろう。絶対的優位である客の立場で口走ったのだから余計いけなかった。なんとなく嫌な感じが残ったので違う売り場に行っていた妻に事の次第を話すと、厳しく叱られ本人に謝って来いと言う。いまさらバツが悪くそんなことできるかい、と結局そのまま店を後にした。ほんとうに愚かなことをした。一つ歳をとってもなんら成長しておらず情けない限りなり。

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