2020-08-25

対立の行方













アメリカ大統領選もいよいよ本格化し、妻が話すことの大半はこの大統領選に関することばかりだ。民主党と共和党の対立は大統領選挙を経る度に先鋭化し、今では国のためというより相手を打ち負かすためにあらゆる手を尽くしていると言った状況だ。特に愚かなトランプを擁する共和党は嘘やハッタリなんて関係なく、とにかく選挙に勝てばそれでいいと言わんばかりの運動を展開し、その嘘をまったく検証せず盲信しているトランプ信者たちはそれこそが真実だと公言して憚らない異常事態だ。

トランプが再選した場合、世界規模で厄災が降りかかることはほぼ間違いない。これだけはなんとしても阻止せねばならない。ではバイデンが大統領となったらどうか。バイデンは確かに良い人物だと思う。ただカリスマ性に欠け、大統領としては心許ない感じだ。そういうこともあってカマラ・ハリスを副大統領候補にしたのだろう。要するにトランプとまともに渡り合える人物が民主党にはバイデンくらいしか居なかったということだ。優れた若手は多く居ても知名度に欠け、それではトランプに勝てない。そこでバイデンを擁立し、有能なカマラ・ハリスを副大統領候補とすることで一気に勝負の出たのだろう。

民主・共和のどちらが勝ったとしてもアメリカ国内の対立が先鋭化するのは間違いない。融和には程遠い現状がアメリカの国力を大きく削いでいることに、どれだけのアメリカ人が関心を示すのだろうね。

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