2013-06-10

wildlifeな日常















今朝もいつものように堤防上をJackie連れて散歩していると、大きなミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)の大物が鎮座していた。『産卵場所を探しているのかも?』と、脅かさないようになるべく距離をおいて通り抜け、毎日の散歩コースをぐるりとひと回りして戻ってくると、すでにカメの姿はそこになかった。しかし僕には分かるのだ。いくらカメ達が巧妙に産卵場所を埋め戻したとしても、なんとなく表面の雰囲気で場所を特定することが出来る。今回は意外とはっきり分かったので目印を置いてその場を離れ、朝食を摂ることにした。
家に入りそのことを妻に話すと即座に『卵採って来ちゃいかんよ。生まれてもそんなに面倒見れへんから』とすでに僕の行動を読まれている。しかし実験好きとしてはぜひ卵を採取して孵化の様子を観察したい。そこで『娘達が卵観察したいって』などと適当なことを言って妻の許可を引き出し、カメが産卵した場所を慎重に掘ってみると、ナツメ型の透明感を帯びた白い卵が計11個産み落としてあった。それらを傷つけないように慎重に採取し、小型の水槽の中に土を入れたものに上下を間違いないよう丁寧に並べてゆく。この工程さえちゃんと行えば、無精卵でない限り孵化すると思う。
こういうwildlife的な観察は娘達も大いに喜ぶ。昨日の『アオちゃん』の例でも分かる通り百聞は一見にしかずなのだ。

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