2012-12-22

根源















呆れてものが言えんとはこのことだ。
アメリカ・コネチカット州で起きた学校銃撃事件から1週間が経ち、やっとこさNRA(全米ライフル協会)がコメントを発表したが、その内容は『全米の学校に武装した警察官を配置せよ』ということだった。『銃を持つ悪人を止められるのは、銃を持つ善人だけだ』だとさ、そこには『銃が無かったら・・』なんて考えなど微塵も無い。
発表までにずいぶん時間をかけたくせに結局こんなくだらないことしか言えないなんて、やはりNRAなど悪の巣窟もしくは悪の根源でしかない。なるほど、武装警官を配置するとして、その予算をどうするのか?NRAが出すのだろうか?その武装した警官が事件を起こす可能性は無いのだろうか?今回のように殺傷能力の高いM16のような自動小銃などで襲撃して来た場合、果たして武装警官が学校を守れるのだろうか?加えて、武装警官が居ることでその警官をも倒すべく更なる強力な武器を持って襲撃してくる可能性も無くはない。とどのつまり軍拡競争と同じで終わりが無いのだ。
幼き20名もの命と、その子らを守ろうとした6名の命が絶たれた凄惨な事件の後だからもう少しマシなことを言うのでは?と思っていたが、まったくダメだった。最悪だな。

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