2012-08-18

雷雲去りて


午後3時過ぎ、東の空に巨大な入道雲がモクモクと沸き立ち、辺りはみるみる暗くなって風が強まって来た。『これは間違いなく来るな・・』と、出してあった洗濯物を片付け家中の窓を閉めて回る。やがてドンドンゴロゴロと雷が近付き、稲光が文字通り縦横無尽に空を走り始めた。ちょうど三女を連れて買い物に出るところでもあったので、とにかく土砂降りになる前に店の中に駆け込もうと車を走らせる。まるで黒雲群から逃げるように大型店舗に着くと、店内にまで轟く雷の音に急かされるように店を出る人達も相次ぎレジは大混雑だ。そんな人垣を尻目に僕は三女をカートに乗せゆっくりと買い物をして回る。1時間ほどしてレジに行くとガラガラだ。すんなり会計を済ませ外に出ると驚いたことに雨は降っていなかった。雷雲はギリギリのところでこの地方を逸れて北寄りを西に進んで行ったようだ。現に北の空は真っ暗で相当量の雨が降っているのだろう。
その後も昨日と同様に雷雲の直撃を受けることなく、雨も土砂降りになることはなかった。この点畑には丁度よい降り様でありがたい雨となった。雷雲が去った後、風は心地良い冷気を帯び気温も26℃程度までグッと下がって来た。これだとエアコンも扇風機も無しでよく眠れそうだ。少しずつだが確実に秋は近付いて来ているようだ。

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