2012-06-22

青空の中へ


未明に猛烈な降りに見舞われ、6時頃Jackieの散歩に出ると増水した水は河川敷にまで溢れ出し、様々なものを押し流していた。ただし、短時間の豪雨だったためか長良川の水位は高かったもののさすがにあの広大な河川敷を浸すまでもなく、濁流はその川筋に沿って不満そうに流れ下っていた。濁った流れと対照的だったのがその澄み切った青空で、雨によって空気中の塵はきれいに除かれ遠くに望む山の端も輪郭が際立ち、いつもよりも近く見える。暑い日になりそうな余韻を孕む陽射しのもと窓を全開にしてロードスターを走らせるものまた楽しい。
午後になると風が出て来て湿気の多い不快な空気を吹き飛ばし、爽やかな空気を運んで来てくれた。こうなるとやはりオープンにして走らねばならんだろう。風は増々強まり、堤防上を気持ちよく疾走していると肌寒さを感じるほどだ。しかしこの爽快感は何物にも代え難いものだね。我がロードスターの幌もだいぶくたびれて来て所々雨漏りするため、最近はあまりオープンにして走る機会も少なくなっていた。とはいっても『オープンカーがオープンにせずしてなんとする』という思いもあって、幌が破れること覚悟で走ったったよ。まあ、破れたら交換すると10万かかるのでガムテープでも貼っててきとーに直しておくさね。それで十分さ。

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