2011-04-11

そしてまた余震・・


早くもひと月が経ち、そして強烈な余震だ。
この未曾有の災禍は一向に収まる気配を見せず、被災された人々の心労をさらに深めている。『もういい加減にしろよ・・』ニュースで余震の発生を知ったとき思わず呟いたが、自然はそんなこと斟酌せずに我々と接するのだ。と言うよりもとから相手になどしていないのだろう。ただただ畏れるしかない・・今回の震災でそれがよく分かった。

そしてもひとつよく分かったのが、今後どの国と親しくお付き合いしてゆくべきか?ということで、それは震災・津波・原発災害についての各国の反応を見ていれば一目瞭然明白だ。困難な時こそ真の友が分かると言うのは世界各国共通のことであり、様々な打算があるにせよその真摯な行動には感謝の念を禁じ得ない。この恩には必ず報いる、そんな覚悟を持ってこれからの日本は立ち直ってゆくことと信じている。
その一方でやっぱりと言うか残念と言うか、日頃からよい印象を持っていなかった国の政府は『まあ、好き勝手なことを言いやがって!』的反応で、こんな国とは縁を切らんでもいいがそれなりの線引きを持って付き合いをしてゆくべきだと再認識した。付き合わないで済むならそれに越したことはないが、なんせ隣国ゆえそういうわけにも行かんしね・・ただこれはあくまでもその国の政府に対してであって、人々に対してではない。それにもしこれらの国に災難が降り掛かれば日本は先陣を切って助けに行かねばならない。人助けを躊躇する理由などあってはならないし、それが日本の役割だからだ。

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