2010-05-28

It's going to happen.


毎朝通る狭い道。普通車ですれ違うのは困難だ。どちらか一方がバックし、道を譲らねばならない場面に久しぶりに出くわした。今朝の場合、相手が退避スペースに近かったがすぐには下がりそうになかった。そこで僕が道を譲ってやろうとバックしたのはよかったが『しょうがねえな』と、カッコつけてガツンと下がったもんだから勢い余って車が堤防の片から滑り落ち、横の垣根に突っ込んでしまった。おかげで車の左サイドは垣根の枝で激しくこすられ、すじ状のスリキズがフロントからリアまで一直線に何本も入り惨憺たる有様。その横を通過した対向車の運転手は、僕のあまりに過激な道の譲り様に、驚愕の表情を浮かべながら通過して行きおったわな・・おまんには二度と譲ったらんからな!
とろくさい大失敗で自分に呆れてしまったが、善かれと思いしたことが原因でもあるので、まあ仕方なし。何事も慎重さに欠けたときに物事は起こるもの。いい勉強だ。
こういう日はたいがい何をやってもダメなもの。なので帰宅時もより慎重に運転していたが自宅付近まで来たとき、僕の目前で左から来たタクシーと向こうから来たハイエースが出会い頭に激しく衝突し、そのまま電柱をなぎ倒し、あわや僕の上に倒れて来るかと思ったら、幸い無数にある電線に支えられてなんとか横倒しだけは免れた。すぐさま車を降り、当事者の無事を確かめて警察に連絡し、待つこと約30分。警察に目撃状況を伝えてようよう帰宅した。悲惨な事故現場に立ちながら僕は考えた。もし、朝の失敗が無かったら僕がこの交差点でタクシーとぶつかっていたかも知れない。なぜなら僕は正面からハイエースが来るのを確認し、若干道が狭いので止まってハイエースをやり過ごそうと待っていたのだ。そうしたら事故が発生してしまった。もし僕が止まってなかったらタイミングから考えて確実に僕がやられていた。そう思うと朝の失敗がいかにも暗示的に思えて来る。確かに車にキズはついたが、コンパウンドで磨けば消える程度。この程度のことで厄が落ちていたのならば、僕はなんと運のいいことだろうか・・

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