2009-02-21

10年以上の眠り


まだ本格的に畑仕事が始まってもいないのに、なんで週末はこんなに時間が無いのだろう。やりたいことは山ほどあるのにそのどれ一つも出来ぬ間に休みは終わり、新たな仕事へと向かっている。いよいよ3月に入ると本格的に畑仕事を開始せねばならず、この状況からするとそのために休暇を取らねばとてもまわしていけそうにない。幸い我が仕事は年度末を過ぎてしまえばいったん息をつけるようになるので、その時まで溜まっている有給休暇の消化も兼ねながらなんとか凌ぎ、切り盛りしていこうと思っている。そう、だから当然のごとく僕にとってのベースは仕事などではなく、家や家族なのだ。

妻の英語クラスが終わってから少しでも畑をいじろうと思っていたが、冷たい西風と昼寝をしてくれなかった次女のおもりに阻まれ、ひな人形のお道具類の飾り付けに予定を変更する。いかにも古そうな箱から細々とした小道具を出してもさっぱり飾り付け方が分からず難儀している横で、クラスから戻って来た長女と次女が梱包材の発砲スチロールを細かくちぎり、そこら中にばらまいて『キャーッ!』と逃げてゆく・・『こらっ、片付けんか!』と叱ってもなんのその、まったく言うことを聞かず更に散らかし放題だ。一体何のためにひな人形を飾っとるんやろ・・と自問自答していると、妻が戻って来て積極的に飾り付け始めた。どう飾っていいのか分からない物が多いと言うと、これを見よ!と、ひな人形専門の雑誌を取り出して指し示す準備の周到さ。さすがは自分のfamilyに伝わるひな人形だけに思い入れも相当なものらしい。2人してああでもないこうでもないと言いながら、なんとか格好がつくまでには仕上げたが何せ10年以上も梱包されたままだったので、人形の衣装などにも変な梱包癖がついてなかなかうまく立ってくれない。
着々と準備は進み本番を迎えようとしている。その時までにすべてを飾り付け終えなければならないな・・

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