2009-02-13

落着


ひな人形の輸入税額が確定した。その額34,100円也。
内訳は、関税14,600円、輸入消費税15,600円、地方消費税3,900円となっていた。
なぜ消費税がつくのか理解できないが、担当者によれば『そういう事になっている』そうだ。このトータルの税額を高いと見るか安いと見るかは人それぞれだろうが、もっと安く済ませる方法を知っていた者にとっては驚くほど高いと言わざるをえない。先回も述べたがモノを送る時はそのモノの価値を自己申告だがINVOICEという書類に必ず明記しなければならない。通関の係官はその値段を参考に関税をかけるので、必然的に申告した価格が高ければ高いほど関税も増える事になる。それに加え輸入消費税や地方消費税もその自己申告価格に対して掛けられるので税額はどんどんアップする。今回義母がセットした価格は3800USドルで、それに送料の400USドル分を合計した額が課税対象価格となってしまった。僕や妻としてはこの3800ドル分をなんとかこらえてもらって、1000ドルを下回る額で申告するよう申し入れていたのだが、義母にとってひな人形は1000ドルを下回るような価値のものではない、という頑とした意見から3800ドルと書いてしまったようだ。もう済んでしまった事なので致し方ないとはいえ、例えば900ドルと申告してくれていたら税額も4分の一の8,500円ほどに抑えられたことになり、この点については残念としか言いようがない。結局ひな人形に対する輸入関税率は4%で、これはほぼ予想していた額だった。
クロネコが立て替えているこれら税額を、即指定先の銀行に振り込んで来たが既に3時を過ぎており、ひな人形の到着は来週火曜に持ち越しとなってしまった。今回の一連のことでいろいろ勉強になる事もあり、もし次回もあるのなら今度こそうまくすり抜けてやるつもりだが、自分で何とも出来ない範疇で物事が進んでしまったら、今回同様の轍を再び踏む事になりかねないのもまた、現実なり。

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