2009-02-06

周遊


起きてすぐ外を見ると心配していた雪も降っておらず、時雨れてもない様子。バイキング方式の朝食をたらふく食べて、いざ金沢城へ。
先回見学した河北門復元工事現場を覗くと、以前は柱だけだったのが上棟式も済ませ着々とその姿が形成されてゆく。工程表では来年度いっぱいかけて復元を成し遂げるようだ。石垣コースを巡り十分金沢城を堪能した後は高速をひた走り永平寺へ。ここに来るのはおそらく3度目のはずなのに土産物屋が軒を連ねる沿道の雰囲気はかろうじて憶えているものの、寺に関してはほとんど記憶がない。これだけ有名で規模も大きな寺なのに僕の心に響くものが少なかったように感じる。だから憶えてもいないのだろう。駐車場に500円、参拝料にこれまた500円払って、厳しく案内される参拝通路の道順どおりに伽藍を巡る。確かに雪も多く残っているゆえ気ままに歩いてお堂を巡ることは出来ないが、ここまで制限される参拝には窮屈さを感じ団体様ご一行の登場もあってそそくさと身を隠し、寺院を後にする。
次に向かうは近場にある朝倉氏一乗谷遺跡だ。
ここも以前バイクで来たことがあるが、あれから更に発掘が進み中世の街並の一部を再現したというので、どうしても見たかったのを今回の出張を千載一遇のチャンスと捉え寄り道してやったのさ。それにしても一乗谷遺跡は広いなー。そりゃ、谷間が丸々遺跡範囲というのだからすごいものだ。

これらの寄り道を終え、再び高速の人となる。自宅に帰り着き今回のトータル走行距離を見てみると600km近くにもなった。さすがにそれだけあると帰宅後は放心状態となり何も手につかず、だらだらと時を過ごすのみのていたらくなり。

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