2009-02-15

梅香る昼下がり


毎年、梅の頃となると祖母や母らと一緒に百梅園を訪れ、梅を楽しむことになっている。今年はここ数日の暖かさで一気に梅が開花し、今週末辺りが満開のピークを迎えそうだ。諸処の事情により急遽百梅園行きが決まったのが今朝の事。昼少し前に百梅園に着くと去年よりは人出が少なかったものの、それでもかなりの混み様だ。まだ母達の姿は見えずちょうど昼時でもあるので、婦人会のおばちゃん達が作る名物の『よもぎうどん』を食べながら待っていると、姉が現れ『暇やったで来たよー』と、ご機嫌だ。そうこうしているうちに祖母や母も到着し、テント張りの仮設休憩所でぜんざいや団子を食べながらしばらくおしゃべりをする。母や姉とはしょっちゅう会うが、さして遠くない所に住んでいる祖母とはなかなか会う機会がなく、娘達も祖母(ひいばあちゃん)の事をほとんど憶えていない。なのでこうやってどんな理由でも良いから定期的に会う機会を作る事が皆にとってとても大切になってくる。
娘達も祖母の前に来ると途端に大人しくなり、目をそらせたり澄まし顔をしたりして別人のようになるが、それだけ会ってないということでもあり祖母に対して申し訳ないことをしていると改めて感じる。そんな祖母もやはりひ孫や、孫である姉や僕がいると大変喜んでくれて、おまけにいろんな種類の梅が目を楽しませてくれる中を、ゆっくりと園内を散策しながら梅の木に掛けてある公募の和歌をしっかりチェックしつつ、自分なりに楽しんでくれているようだった。

今ブログを書きながら気づいたんだけど、祖母・母・姉・妻・娘達二人に対して僕一人とはなんかすごい組み合わせだな・・普段から女系の強い中で生活していると、そんな環境があたり前となって来て男が僕一人でもなんら違和感を感じない。来月半ばには義母が再び来日し、女系が母系に化け更に翻弄されること間違いなし!・・なのだ。今はかわいくて仕方がない娘達が将来僕のことを『フンッ!』と言うようになったら、その時が第二次バックパッカー期の始まりだな・・意外と近いかも?

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