2009-02-08

竹取りのオヤジ


寒気の南下に伴う強烈な西風がびゅうびゅう吹き荒れ、いろいろなものが宙を舞い、飛び去ってゆく一日だったが、風に以前のような冷たさはなく終日外に居てあれやこれやと作業を行う。一昨年から育てているムクゲが植木鉢やプランターの中で窮屈そうにしているので、それらを妻や娘達と一緒に堤防の周辺に植え替える作業を行ったがその数なんと15本にもなり、そのすべてが順調に育ったとしたら我が家の南面はムクゲだらけということになる。それはちょっと・・と妻に言うと『でも私ムクゲ好きだから』で終わってしまった。それより前に『スペースを空けとくと、あなたがドングリの木ばかり植えるのでいかん』と釘を刺されていたのでとにかくここはうまく受け流し、後日隙を見つけて我が植林作業を続行するつもりだ。
午後からは何かと役に立つ『竹』を取りに近くの河川敷まで長女を連れて遠征する。おそらくこの竹林は県管理の土地にあるので竹を取るのは自由だと思う。ただし竹林としては誰も管理していないので荒れ放題。あまりにも竹が密生し過ぎて病害も出ているようだ。ここから比較的真っすぐな竹を選んで3mほどの長さに伐り、ゆくゆくは畑などに活用する算段なのだ。
手ノコで竹を伐採しては鉈で枝を落とすを繰り返し10本近くの竹竿を拵え、肩に担いで家に運ぶ。これを2回繰り返して相当数の竹竿を揃えることが出来た。これだけあれば取り敢えず今年分は大丈夫だろう。

市街地であるにも拘らず、こんな田舎でしかできないようなことまでを可能にする今のロケーションは、いろんな意味で恵まれているな・・

0 件のコメント: