2009-02-07

ひな人形、空を渡るの法


シアトルにあるひな人形を日本に向け発送する段になって、いろいろと分からないことが出て来て頭を悩ましている。まずはどの輸送手段を取るか?ということ。アメリカから日本に発送する場合、以前は船便もあり格安で送ることが出来た。それが今は廃止され航空便だけとなったので運賃が非常に高くなったと義母がこぼしていた。義母によるとUSPS(アメリカの公共郵便サービス)は荷物の扱いが荒いのでUPSを利用しようかと思っているという。ただし、それも航空便になるため送るだけでもかなりの額になる。加えて荷物にかける保険の扱いもこれまた難しく、保険料を安くすればそれだけ負担も減り税関(輸入品として課税される!)での課税額も安くなるが当然何かあった場合の保険金も安くなってしまう。一方で保険料を上げれば課税率も上がるという周到に仕組まれた罠になっている。義母もこの保険額をどうするかで迷っていてなかなか決められない。と言うのも70年前のひな人形の価値は?と言えば、付加価値としてはかなりの額を付けれそうだが、中古住宅などと同じような事務的な考え方でいけば、ほとんど価値がないものになってしまうだろう。なので実際保険額を決めるなら何十万などにはならないが、義母達としては自分達が大切にしてきたアンティークとも言えるひな人形の価値がたったそれだけしかないとなると、相当な衝撃を受けるだろう、それに、もし安い保険額でひな人形を送り破損した場合は何も残らないし、激しく後悔することになる。だからと言って保険額を上げれば負担も増すし、そのまま関税に反映されてしまうので、その辺りのお折り合いのつけどころをどこにするかが難しい。ただ、そこさえ決めてしまえば、何とかなりそうな気もする。そして輸送手段も日系の企業(クロネコや日通など)がシアトルに支店を出しているので、そこを利用すればひな人形を運んだこともある筈だからそんなに心配する必要もないだろう。ちょっと調べたところでは料金もリーズナブルな設定となっていた。
さっそく英語版のリンクを貼り付け義母にメールしとくかな・・

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