2009-02-16

先日のカナヘビを想う


ここ数日間の暖かさはどこへやら、今日は寒気の南下に伴い雪雲が続々と押し寄せ、冷たい風とともに雪や霰をばらまき足早に去って行く。時折覗く日差しの日だまりの中で冷えきった身体を温めては、また薮に分け入っての作業を続ける。
こういう寒い日に限ってこれまた寒い環境で仕事をせねばならぬようになっているらしく、現場に着いた当初からみぞれ混じりの雨に打たれ、作業中は強烈な西風の合間に霰に打たれるという踏んだり蹴ったりの環境。とは言え終日鼻水を垂らしながらの作業も今日一日のみで終了し、それくらいのことならばいくらでも耐えることが出来る。しかし、この急激に気温が下がりつつある寒さの中、山に籠り現場作業を続けている友人の辛苦は如何ばかりのことだろう。どうか体調を崩さぬようご自愛あれよ。
そんな厳しき仕事でも楽しきことはあるもので、3年前今日と同じ現場を調査のために伐採し下草をすべて刈り払ったのだが、久しぶりに来てみると特に日当たりの良い南面は草木が驚くほどに成長し、僕の背丈をゆうに超えていた。しかも足元からはどんどんいろいろな木が芽吹き旺盛に成長を続けているようで、仕事の面から言えば邪魔とも言えるものも、その逞しさ力強さには元気づけられ『ようここまで大きくなったなー』と、つくづく感心させられる。
我が庭の木々も枯れることなくそうやって成長することをただ願うのみ。

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