2007-09-17

掘って掘って掘りまくるべし


中古住宅というものは住み始めると何かと問題が出て来たりする。先日の大雨の時ふと庭を見てみると水浸しになっているではないか!どうやら排水溝が詰まっているらしい。雨が上がってから早速水詰まり用のワイヤーを通し探ってみると、排水溝から下水に向かって伸びているはずのパイプが完全に詰まっているらしい。試しに水を流してみると逆流して来て全くダメだ。上にコンクリートが打ってあるので確認のしようがないが、どうやらパイプを下水に繋いでないようなのだ。もう一方の庭の下に潜っている配管も流れないのでワイヤーを通してみると4mほど先で止まってしまう。そこを掘ってみるとなんと集水枡が出て来た!ひどいことに完全に埋めてしまってあった。これでは水は流れない。そこでパイプが走る延長線上を探してみると、あったあった敷地の境界線上の擁壁に排水パイプが顔を出している。ならば確実に繋がっているはずだと庭に埋設された配管を掘り起こしながら辿っていくと、見事にパイプが寸断されていた・・そりゃーいくらワイヤー通してもダメなわけだ。業者が庭を整備したときにバックホウで引っ掛けてそのまま埋めてしまったのだろう。寸断地点を確認し排水口に向け作戦を続行すると、また出て来た2箇所目の集水枡。こちらは蓋付きだったが枡の一部は破損し、中にはたっぷり土砂が溜まっていた。結果から見るとこの庭を整備した業者は見てくれだけを繕い、排水機能などは全く無視して作業したとしか思えない。そこで不動産業者に連絡すると詫びと共に施行を請け負った業者を連れて確認に来るとのこと。不動産業者の方は問題があるたびに誠意ある対応をしてくれるのであまり心配はしていない。結局いろいろな行程を業者に請け負わせているので地下埋設物などだと確認のしようがないのが実情だ。そこは業者を信用するしかないのだろう。今回のように問題が出るとそれは業者の手落ちということですべて処理させるらしい。そんなことだったら始めっからきっちり仕事をすれば何の問題も出ずに済むものを・・賢くないな。
見付からなければいいや、という手抜きは断じて許せん!たまたま掘り返して集水枡が出て来たから問題が発覚したが、やらねば全く気づかぬ所だった。そんなにオレは甘くないぞや。

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