2007-09-06

夢中


なぜだか分からないが陸路で中国国境を越える夢を見た。実際に越えたことは何度かあるが、夢はその時の断片を繋ぎ合わせたものでランダムだが妙なリアルさがあった。陸路で国境を越えるのは空路で入国するのとは違い様々な準備が必要で、まあ大丈夫だろうと高をくくって行くとひどい目に遭うこともしばしばだ。例えば国境を越えてからの交通機関が全くなく途方にくれヒッチハイクしたり、国境に両替所があると思い込み行き先の国の通貨を持たずに越えたのはいいが、実際は両替所などなく、また闇両替もなく、これまた途方に暮れていると見かねた地元の住民がこっそり両替してくれ、近くの街まで何とか移動できたりと、何の問題もなくすんなり国境を越えれることの方が珍しいくらいだ。なので余計印象深いんだろうが・・
夢では国境を越えると路上マーケットがどこまでも続き、その中の一店で茹でたてのトウモロコシを買い、かぶりつき始めた所で夢は覚めた。夢は覚めたが屋台の前でトウモロコシにかぶりついている自分は記憶の中の自分なのか?想像上の自分なのか?判然とせず、しばし何が現実か分からぬ朦朧とした状態の中を彷徨っていた。

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