2007-09-10

愚か者ども


晋三君には困ったものだ。今日の所信表明演説を聞いても相変わらず抽象的な聞こえの良い言葉を並べ、何一つ具体的な対策を打ち出していない。もう期待も、失望も、呆れもしない。腹立ちさえもとうに通り越した。あるのはこの国の未来に対する憂いだけだ。野党も野党で晋三君の揚げ足取りを繰り返すだけで『オレたちにはこんな妙案がある!』などと一言も言わない。彼らとて自分達のビジョンを持たなければ結局晋三君と同じ道を歩むだけのことだ。
国民にとっては自民も民主もその他もない。それを大バカ者の政治家達は全く分かっていない。多くの人は民主を支持したからと言って状況が劇的に改善するなどとは思っていないはずだ。それを民主は勘違いして『国民は我らの味方、自民と徹底的に争う』などと喚いている。
国民が求めるものは晋三君お気に入りの改革などではない。今の状況からの改善だ。与党と野党との争いなどどうでもよいことだ。
国民が国を造り、政治家がそれを誤らせ滅ぼす。僕はそう思っている。

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