2007-09-02

サイクロンとダイソンと


『階段を掃除機持って上がるのは大変だからもう一台買おまい』ということで量販店へ。ま〜あるわあるわ一体何台展示してあるのだろう?価格帯も広く下は5千円ほどから8万というものまである。最近良く聞くサイクロン式も思ったよりも置いてあり、従来の紙パック式と比べても4:6ほどといった所か。どちらにするとも、どのメーカーにするとも、いくらくらいものにするとも決めずに行ったのでたちまち迷ってしまい。どれにしたらいいのか見当もつかない。店員に聞こうにもどうやら東芝からの派遣らしくこちらのスキを見てはしきりに東芝モノを薦めてくる。当然と言えば当然だがそんな者に何を聞いても本当の事を言わないだろうし、いかにも胡散臭げなので無視する事にして片っ端から試してみる。そんな傍らにはダイソンが威容を放っていて、そのデザインはどうもエイリアンぽい。吸引力は凄まじいと聞いていたので早速試してみる。『ヒュイ〜〜〜ン』となるほどすごいパワーだ。が、高い!7万もしちゃー手が出んな。ダイソンの良さはいろいろ聞くがどうもブランド名だけが先走りしているようで、7万も出すならもっと調査が必要だな・・と要らん事を考えながら掃除機をかけまくる。結局サイクロン式を試してみようという事で国産中堅クラスの型落ちモノを購入。2万2千円也。今使っているヤツが1万ちょっとだったのでかなりのレベルアップだ。ヘッドも中でブラシがクルクル回りよる。さあ、どれだけ吸うか楽しみだな。それにしても国産機種は掃除機本来の『吸う』ということ以外の所ばかりに目が奪われているように感じられる。確かに使う方にとっては至れり尽くせりでありがたい面も多いが、普段使わぬ機能ばかりを強化して値段をつり上げるなら、ダイソンのように『強力に吸う』ということを前面に押し出して売り出すほうが分かり易く気持ちもよい。その点ダイソンのマーケティングが秀でていたと言えるな。消費者は何を求めているか?ドングリの背比べ的な違いのない機能にはもう飽きたのだ。求めるのは独自のカラー『オレはこんなんやでー、どや?』と言うことじゃないかな?

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