2007-05-10

風雨去りて新緑映ゆ


低気圧の通過に伴う雨と風で大荒れの一日だったが、おかげで現場作業も中止となり一息つくことができた。初夏の嵐に感謝したい。夕方、雨が上がり日が射してきた時の山々の美しさはすばらしいものだった。空気は澄みわたりまるで山が動いたかのように近くに見える。普段はぼやけて曖昧な稜線も木の一本一本までが確認できる程見通しが良く、木々の新緑は黄緑色に輝きいっそう心を和ませてくれる。今日はこのまま早く帰ろうと思っていると、午後からの強風で仮設トイレが倒れてしまった。強烈な臭いと戦いながらなんとか復旧し再固定。そんなこんなでたっぷりあったはずの時間は消し飛び、やらねばならぬことの一つさえもできぬ間に一日が過ぎてしまった。でもそれでいいと思う。なにも慌てることなぞ一つもないのだ。

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