2007-03-21

第2ラウンドTKO


ゼネコンとの話し合いの結果は相手方の保険会社の示す負担割合がどうであろうと、僕にはいっさいの負担はさせないというものだった。今までの経緯からすると当然のこと、と言えるかもしれないが何かまだすっきりしないしこりのようなものが残っている。それは運転手が吐いた脅しに対する恐怖心ではなく、『本当に自分には非がなかったのか?』という自分のとった態度に対する懐疑心からくるものだと思う。ゼネコン側には僕のとった行動のどこに非があったでしょうか?ということを論理的に説き、理解を得られたわけだが、疑いも無くあの時の僕は『もしかしたらダンプが出てくるかもしれない』と感じていた。そこで思いとどまっていれば事故は起きなかったのだ。僕は正義ヅラして詭弁を弄すことで、まんまと負担を回避することができたにすぎない。僕は被害者に違いないが、加害者でもあるのだ。

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