2007-03-02

花粉症


ここ数日間は花粉の飛散量が大変多いようだ。幸運なことに自分は花粉症ではないため、いくら花粉が飛んで来ようがへっちゃらで居られるのだが、さすがにここ最近はホコリと排気ガス汚染が特にひどい現場での作業なのでなんとなく喉がイガイガし、鼻もムズムズするようになった。それが花粉と関係があるかどうかは分からないが身体が何かに反応していることは確かだ。花粉症も花粉に対する許容範囲を超えたら何歳であろうが発症するらしく、自分ももうすぐではないのか?という不安が常につきまとう。それにしても花粉症発症者が年々増加傾向にあるのはなぜだろうか?原因としてはTh細胞のバランス、ディーゼル排気ガス、寄生虫感染の減少、都市化などがあるが、どうも推測の域を出ていないように感じる。単純に考えて杉が多すぎるのがそもそもの大原因だろう。どの山を見ても杉の植林されていない山はほとんど無く、なんと国土の12%もの面積を杉林が占めているという。山が荒れたのも無計画な植林の結果だとも言われている。それでもなお花粉の飛散量が少ない杉の新品種を作り出し、植林を続けようとしている。花粉症はいまや国民病だ。国の失策が作り出した公害でもある。それを認めることができないゆえ、国は何もしないのだ。

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