2016-11-10

やられたっ!

















早朝5時過ぎ、ニワトリの異様な叫び声で目が覚めた。
『これはいかん!』と、すぐさま2階から駆け降りて庭に出ると、そこには1羽のニワトリが息絶えていた。
急いでケージを確認すると入口が開け放たれ、周囲にはニワトリの羽が散乱していた。ケージの中には1羽だけ無事に残っており、他の2羽の姿はなかった。
『しまった・・』そう思った時ではすでに手遅れなのだ。
犯人の姿を見たわけではないがおそらくキツネと思われる。というのも先週くらいから堤防とウチの敷地との間にあるホウレン草の畝に獣の足跡が残されるようになり、Jackieも毎晩のように吠えていた。何者かがニワトリを狙って来ているとは感じていたが、Jackieのいる庭に上がりこんでニワトリを襲うなんて、何と大胆なことか!
残されていた足跡を見るとJackieと同程度かそれ以上の体格をもった動物であることが分かり、この辺りではキツネか野犬しか考えられない。野犬は数年見ていないのでほぼキツネということで間違いない。
まだ暗かったので懐中電灯を持って堤防や河川敷を見て回ったが、襲われたニワトリの痕跡を見つけることはできなかった。残っていた1羽を保護し、死んだニワトリ1羽をそのまま庭に放置して20分ほど家に入って再び外に出ると、驚いたことにそこに転がっていたニワトリが忽然と消えていた・・これには唖然としたね。どんだけ大胆なヤツだろうか。Jackieを恐れず、人間に見つかるリスクさえも気にせず獲物を持ち去るとはね。
今まで一度も襲われていないことでまったく油断していた。ここ1年ほどは頑丈に作ったニワトリ小屋に夜だけ移動させる手間を惜しみ、ケージの中にそのままにしていたのと、ケージの入り口を開かないようにブロックでガードすることさえしていなかった。これはキツネのせいというよりもちゃんと手を打たなかった自分のミスだ。
野生動物がニワトリを狙うのは当然のこと、それを防ぐ手立てがありながらやらなかったのは油断の何物でもない。
今日のことは本当に勉強になったよ。

最後に、生き残りは1羽と思っていたら、庭の隅の藪の中からもう1羽が無事な姿で出てきた。結局やられたのは第一世代の生き残りだった1羽と第二世代の1羽の計2羽だった。今回失ったニワトリを補うため、暖かくなり始める2月中旬頃にはヒナを仕入れようと考えている。

今日からは完全防御体制で臨んでいる。

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