2015-06-03

雨、ありがたや














夜中から降り出した雨は朝方には一番強さを増し、カッパと傘と長靴で身を固めた娘たちに容赦なく降り注いでいた。
『え〜こんな雨の中行くのやだ〜』とこぼしていた娘たちも、雨の装備一式を着込むといつもとちょっと違う心地がしてか、『いってきま〜す!』とにっこり笑って出て行った。
強い雨が降る日は車で送って行く親も多い昨今、やはりこんな雨の中でもそれを味わいながら登校することも思い出の一つだ。スクールバスででしか登校したことのない妻にとっては、片道2.5kmもの距離を歩いて行くことすら信じられないことなので、こんな雨の中歩いて行かせることはかわいそうでならないらしいが、今では自分たちで責任を持ってやらせるというやり方を評価している。アメリカのスクールバスの中はいじめなどが酷いらしく、良い思い出なんかなかったらしい。よく映画でそんなシーンが出るよね。まさにその通りだって。

久しぶりの本格的な雨。
これだけの雨量があれば乾ききった大地も潤ったことだろう。木々や草花からは『ほっ』という安堵感が伝わって来るようで、ほんと良かったよ。

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