2015-06-29

もうたくさん














ギリシャのデフォルト問題には全く辟易する。
結局彼らの甘ったれた考えにEUはじめ世界が振り回されている。東京証券取引所の終値でも600円近くの下げ幅だ。各地でも軒並み下げているようで、市場の警戒感はかなりのもの。
それにしてもギリシャ政府の世界市場に揺さぶりをかけるような駆け引きは、狡猾で恥知らずなものだ。どう見ても何か根本的に履き違えているとしか思えない。EUとの最後の交渉でも譲歩は見られず、今のところEUは金融支援を行わないことになっているので、ギリシャのデフォルトは避けられそうにない。
ギリシャ政府は来月早々に国民投票を行い、EUが求める緊縮策を受け入れるかどうか国民の裁可を問う構えだが、裁可を問うも何も緊縮策を受け入れなければデフォルトに陥るだけのこと。悪あがきもここまでくるとタチが悪い。
なのでいっそのことデフォルトを味あわせてやればよい。ここでEUの支援を受け入れたとしてもまた同じことを繰り返すだけだろう。それならばギリシャのためにもならないはずだ。一度痛い目を味わい、そこから立ち上がるように仕向けなければギリシャの健全な未来は無い。ギリシャと同じように世界経済もまた、デフォルトによるインパクトを味わうべきだ。その場しのぎの手当てでギリシャが乗り切ったとしても、同様にスペインなどもいる。経済規模の大きなスペインを震源とするインパクトに備えるためにも、冷たいようだがここは比較的経済規模の小さなギリシャには犠牲になってもらうべきだろう。

ま、以上は僕の極私的意見なので、気にせんといてくれたまえ。

0 件のコメント: