世の中は様々な人間で成り立っているが、その中でも『我こそは正義なり!』と思い誤っているヤツらほど質の悪いものは無い。
その代表格がアメリカであるが、彼らほど矛盾に満ち、正義の名の下に横暴を働き、そして無辜の人々を殺して来た国は無いだろう。昨日、国連で行われたイスラエルによるパレスチナ占領地への、ユダヤ人入植を非難する決議案もアメリカの拒否権発動によって廃案とされ、中東和平交渉も絶望的となってしまった。
中東各国で続発している民主化デモにより緊張が高まる中、アメリカ政府はデモの武力による強制排除を非難しつつ、その裏では最も暴力的なイスラエルを支持するというダブルスタンダードを臆面も無く見せ平然としている。
世界は矛盾で満ち溢れ、力あるものは搾取し、貧しきものはその命を全うする事無く消されてゆく。そこに正義はあるか?
正義はいつの頃からかただの方便に成り下がり人々を苦しめて来た。正義に裏切られ、虐げられ続けた人々はある時こう気付くだろう『そうか・・自分が正義だったのだ・・』と
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