2010-06-22

知らせ


いろんな『知らせ』がある中で、こういう知らせは実に心強い。
二十歳の頃、僕は波照間島に住んでいたことがある。そのときお世話になっていた民宿で彼女に出会ったのだ。始めの印象はどこか頼りないな・・なんて思っていたが、じつはどえらいお人やった。僕の姉と同い年の彼女は島でもやっぱり姉さんで、皆に好かれ、島で彼女のことを知らない人は居なかったくらいだ。その後僕は島を離れ海外へと出て行ったが姉さんはしばらく島に留まり、その後沖縄本島、石垣島と住む場所を変えながらもやっぱり沖縄に居て、結婚され息子さんを産んだ。そして今日の知らせは40歳になったのでイギリスに息子さんを連れて留学するという、ぶっ飛ぶような、姉さんらしい行動でこちらも何か元気をもらったようなそんな気分になったのだ。しかも大学院修士課程を1年間勉強するという、試験を合格して勝ち得たもので、まったくその勤勉さにはこちらが冷や汗をかきそうになるほどだ。
ともあれ姉さんも息子さんをイギリスの小学校に通わせねばならないためいろいろ心配事も多いようだけど、なあにきっと姉さんなら巧くやってのけるでしょう。
もう10年以上会っていないけど、そんな気がぜんぜんしないな。どこかで繋がっている・・お互いにそう思える友人達が僕を元気にしてくれるのだ。

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