2010-06-03

ちょっとしたこと


人はちょっとしたことで喜び、些細なことで人を傷つける。そんな大げさなことではないが、例えば車での道の譲り合いなどで感情を揺さぶられる人も多いだろう。僕の場合、通勤で通るルートには何カ所かそんな所がある。たいがい同じ時間帯なのですれ違う顔ぶれも見慣れた人が多く、そんな人達はこちらが道を譲ると手を挙げたり、頭を下げたりそれぞれの方法で『ありがとう』と言ってくれる。しかし、何の反応も見せず、ツン!として通ってゆく連中も当然のごとく多い。そんなヤツらは所詮『器の小さきかわいそうなヤツだ』程度にしか思わないが、やはり気分の良いものではない。せっかく清々しく晴れた気持ちの良い朝であっても、こんなことがあるとその良さが半減してしまう。でもなんで礼も言わぬ連中が居るんだろうね?軽く手を挙げたり、頭を下げたり、クラクションを鳴らすことがそんなに大変なことだろうか?そのちょっとしたアクションが相手にどれほどの印象を与えるのか分かっているのだろうか?むしろ何もせずに通り抜ける方が気まずくはないのか?これらはそんなことがあるといつも感じることだが、そもそもそうやって相手の立場になって考えれる人ならば挨拶してゆくはずだよね。ということはやっぱりどうしようもない人間が多いということだな。
一時期は盛んに『ゆとり、ゆとり』と騒がれていたが、勉強にゆとりをもたらしただけで、ゆとりを持った人間に育てることを忘れてはいまいか?まあ、何より今の大人達がダメだからね。それが一番の原因だろう。

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