2009-09-14

不信の連鎖


先日来、不安定な動きを見せている現場事務所のLandiskに引導を渡すため、朝から格安で購入したLinkstationにデータの移行を始めたが、これが予想外に手こずり結局一日仕事となってしまった。
Linkstationでの新規ネットワーク立ち上げは簡単に進み、後はデータをコピーするだけだと安易に考えていたのが運の尽き。データを移し始めるとすぐにエラーメッセージが出て途中で強制終了されてしまう。始めはファイル名の問題かと思っていたが、どうやらデータ元のLandiskの動きが不安定なためアクセスが途中で切断され、それが原因でコピーエラーが出ているようなのだ。仕方なしにLandiskを何度も再起動させて騙し騙しデータを抜き取るも、少し重めのデータだとすぐにアクセスが切れてしまうので、大量にあるデータを出来る限り小分けにしてコピーしてゆく。それでもアクセス障害が頻発し、我慢の作業が延々と続く。
そしてやっとこさデータの移行を完了したのが夕方だった。何もしていないのに疲労感だけが残り、一連の作業のバカバカしさに虚しさが漂う。
それにしてもだ、ハードディスクの容量は数年前とは比べ物にならない程の進化を見せているのに、なぜ耐久性はあまり改善されないのだろうか?1Teraのディスクを買ったってすぐに壊れてしまっては何の意味も無い。そんなハードディスクに対する不信感を多くの人が持っていることだろう。
不信の連鎖が新たなる疑念を生み、終わりの無いバックアップ症候群へと人々を引きずり込んでゆく・・

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