2009-09-07

もう一方のカミ


今朝、外の流し場でJackieの器を洗っていると、目の前の植木鉢の陰から『ひょい』と青大将の子供が顔を出して、そのまま僕が居るのに頓着せずスルスルと近寄って来た。体長は40cm程だろうか、最近焼酎漬けになって昇天したマムシと長さに於いてはさほど変わらないが、マムシに比べ頭はずっと小さく胴回りは三分の一程しか無い。やはり子ヘビは頼りない感じだな・・と観察していたが、我慢できなくなって捕まえてみると、グルグルと腕に巻き付き取り乱している。そんな青大将の子ヘビを持って母屋の床下の通気口まで行き、金網の目の隙間から暗い床下に向け放してやると、躊躇すること無くスーッと闇の中に消えて行った。

外をうろついていたヘビを捕まえて床下に放ち、『我が家を守ってくだせーよ』と勝手なことを言う僕を、子ヘビはなんと思ったかは知らないがおそらくは我が家の何処かに潜み、様々な災厄から守ってくれるだろうと、これまた勝手にそう解釈して子ヘビの成長を祈ることとした。

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