2008-11-20

インフルエンザワクチンの謎


近年は子供に移すといけないのでインフルエンザの予防接種を受けるようにしているが、毎年ピークが近づいてから思い出したように受けるので、いざ受けようとしてもワクチンが無くなってしまっていたり予防接種を受ける人の予約がいっぱいで、たかが予防接種なれどなかなか苦労させられることが多い。そうやって予防接種が可能な医院などを探している時に当然1回いくらなのか?と聞くのだが、その答えに驚く程ばらつきがあるのでそのばらつきの原因はどこにあるのか?を知りたいとも思っている。例えば今のところの最高値は予防接種1回につき4500円であるのに対して、最安値は1500円とその差は3倍にもなる。じゃあ高い額を払えば予防接種の回数が減るのかと言えばそんなはずもなく、ワクチン自体は同じでやっぱり子供は2回打たねばならない。ちなみにワクチンの価格設定で言えば1回2000〜3000円という医院が多く、その辺りの価格帯で予防接種を受けれるところだったらまずまずではないかと思う。先に書いた1回1500円という医院の情報は娘の通う幼稚園の同級生の親さんが教えてくれたもので、さっそく電話してみると確かに1500円だと言い、完全予約制とのこと。予約をお願いすると『今は大変混んでますので12月29日しか取れませんがよろしいですか?』ときた。それじゃああまりにも遅過ぎるので諦めることにしたが、皆が集中するだけ安いということでもある。しかし、これだけ価格差があると不公平感も出て来るので自治体からの補助は別として全国一律2000円などと政府が決めてしまえばいいと思う。2000円程度ならまだ受け易い価格帯だと思うし、国としてみても皆が予防接種を受けることによりインフルエンザ罹患者数が減少すれば、健康保険費用もグッと下がり結果として国の支出を抑えることにもなるはずだ。そんな簡単な計算式なのに国が実行しないのはやはり製薬会社などからの目に見える働きかけが相当のものだからなのだろう。

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