2008-11-09

受難


子供達と風呂に入っていると、妻が猫を抱いて来て『さっき家に戻って来たけど怪我してるみたい、どうしよう?』と言う。こちらは風呂の中ゆえ怪我しているところの毛が抜けている程度にしか見えなかったので、『取り合えずマキロンでも塗っておけば?』と答えておいた。風呂を出て子供達を寝かし付けてから猫の怪我の様子を聞くと、どうも思ったよりひどいらしい。そこで人間用のものしかないが化膿止めでも塗っておくか・・と妻に猫を押さえてもらい傷口を見て思わず手が止まってしまった。傷口を隠していた毛をのけてみると僅かだが膿みが出ていて、直径1cmほどの穴がぽっかりと開いていた・・その周辺にも小さい傷がいくつかあり、状況からよほどひどく噛み付かれ、噛み裂かれたものと思われる。これでは化膿止めなどと言うレベルではなく世話になっている獣医に電話して聞いてみると、とにかく早く化膿止めの注射だけでも打った方が良いということで、急ぎ妻が連れてゆき注射2本と傷口を引っ掻かないよう首にパラボラアンテナ風のガードを付けられ戻って来た。獣医の所見によると傷はついさっきやられたというものではなく、幾分時間が経っているそうだ。そう言われると昨日の夕方外で作業している時に猫が激しくケンカする声が聞こえたが、その時やられたのかも知れない。相手が猫なら犯人は橋の下の路上生活者が飼っている白猫だろう。ただしこの猫とはしょっちゅうケンカするものの、いままでこれほどの傷を負うことなどなかったのでひょっとしたら別の猫か、他の動物にやられたのかも知れない。とりあえずJackieは猫より弱いので容疑者から外しておこう。
明日もう一度獣医に連れてゆき詳しく診察を受けることになったが、縫合処置などが必要になるだろう。それにしてもこれほどの手傷を負うとは、行方不明になったお前の兄猫がいたらこんなことにはならなかったろうに・・と悔やまれる。

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