2018-11-07

中間選挙
















世界が注目した中間選挙の結果は上院共和党、下院民主党という結果となり、ねじれ議会の様相となった。これでさらに両党の対立が激しくなることは必至の状況だ。
もともと上院で民主党が多数を占めるのは困難だったので上院共和党は予想通りと言える。一方下院は民主党が優勢と見られていたが、終盤共和党が追い上げているということで結果が憂慮されていたものの、なんとか民主が勝ち取った形だ。
こういった表向きの結果はニュースを見れば分かるが、実際のところどうなのよ?と妻に問えば、 妻曰く『良くもなかったが、最悪でもなかった』という答え。良かった点はネイティブアメリカンおよびムスリムの女性候補が当選したこととコロラド州で同性愛の候補者が知事に当選したことなどで、残念な点は上院で選挙後さらに議席数の差が大きくなったこと、テキサス州で最悪野郎のテッド・クルーズが勝ったことなどらしい。
ねじれ議会になっても裁判官に関することなどは上院のみで審議されるので、共和党が議席を大幅に伸ばしたことは彼らのやりたい放題になることを表している。ただ、下院で民主党が多数を占めたことで、様々なことに介入し、調べる権利を得たことになり、トランプ一族の不明瞭な金の流れやロシアとの癒着などを徹底的に追及されることになる。当の本人はそこまで考えてないだろうから『選挙は大成功だった!』と例のごとく豪語しているが、もはや追及の手からは逃れられないことを知ることになるだろう。

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