2010-12-26

十何年振りかの再会


やっぱり同志とはいいものだな。今回山本君の遭難事故をきっかけにして再び連絡を取り合うようになった同級生と会うことになり、一路伊勢道を南下する。
まだ二十歳前の学生の頃に一度だけ訪れたことのある友人の家に辿り着くと、『だいぶ太っちゃった』という彼があの頃と変わらぬ満面の笑みで迎えてくれた。お互い近況などについて話しているうちに、もう1人の同志が息子を連れて現れた。彼女とも結婚式以来の再会だから、もう10年以上経っている。こんなに長い時間会ってなかったと言うのに、いざ本人を目の前にすると全くブランクは感じさせず、その当時のままに会話も弾み時間を忘れて話し込む。ほんとうに同志はいい。お互い通ずるものがあるのですべてを言わずとも分かり合える。それぞれがそれぞれの道を歩み、様々な経験を経て今ここに居る。
縁とは不思議なものだ。切れたかに見えてもいとも簡単に復活し、さらに太い繋がりを広げてゆく。人と繋がることで僕は元気をもらい、そしてここまでやって来れたのだ。

心づくしのおもてなし、ありがとうございました。また、会いましょう。

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