2010-01-21

零下の試練


この夏に種から育てたアボガドとマンゴーが、まだ枯れずになんとか生き延びている。もちろん苗をそのまま裸で外に出しておいたのでは、この寒さですぐに枯れてしまう。とはいえ家の中に入れるわけでもなく、簡易式のビニールハウスに入れて外に置いてあるだけなのだ。もしそれで枯れてしまったとしても、この地では到底越冬できない植物なのだから致し方がない。
この冬の序盤は暖冬を思わせる暖かさで、アボガドもマンゴーも青々とした葉を広げ余裕の様子を見せていた。しかし、年末からの寒波と先週の厳しい冷え込みにより、とうとう葉が焼け茶色く変色してきた。今後また厳しい寒波に襲われたら確実に枯れてしまうだろうな・・。45cmほどの大きさまで育った苗をみすみす死なせてしまうのは心もとないものの、そのまま家の中に囲って生きながらえさせても、この地ではどのみち大地に根を張り大きく育つことはできないだろう。ならば厳しく外に晒して、植物自身の生命力に賭ける方が良いように思う。
さて、この南国の植物は越冬できるだろうか?できることを願っている。
ちなみに、アボガドは2回越冬し、2m近くまで成長したものもあったが、残念ながらこの夏に枯れてしまったのだ。

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