37になった。
こう数字で書くと『おい、もうそんな歳かい!』と自分で驚くが、普段の生活に於いてはまったく関係のないことだ。ただ数字の積み重ね、そんな感じ。
日々の子供たちの成長振りを見ていると、同じく1年歳をとる我が身との違いに愕然とする。それはごく当たり前のことなのだけど、娘達はどんどん成長してゆくのに一向に成長しない自分がそこには居て、それが焦りを生み、諦めかけ、開き直って今日に至っているというありさまだ。
子供たちの成長には迷いが無い。ぐんぐんとただひたすら一点を目指して突き進むその成長力が頼もしくてならない。いっぽう迷い続けている大人たちはどうだ?自分はどうだ?未だに明確な方向性も分からずに、まるでその日に吹く風まかせの航海の様。もちろん信念はあるさ。でも我が身を投げ打つようなそんな対象が見つからないんだ。どこかにあるはずだ・・どこだ?と辺りを見回しても、島影ひとつ見えやしない。そうして日々が過ぎてゆく。
ただね、この船は迷いに迷っているが停滞することなく絶えず動き回り、様々なものを見ているんだ。いつか出会う日が来ると信じながら・・
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