2010-01-07

知らせ


家に帰ると、妻の元気が無い。こんなときは何か悪いニュースがあった時だから『どうしたん?』と聞いてみると、『こっちへ来て』と子供達のいない部屋に連れて行かれ、そして妻がいきなり泣き始めた。『何があったん?』とあらためて聞くと、妻の父親(ニック)に前立腺ガンが見つかったと言う。今日はニックの70歳の誕生日で、そのお祝いの電話をしたところ告白されたらしい。昨年末にたまたま検査したところ見つかったということで、詳細はまだ分からない。妻にしてみればいきなりガンと聞かされ、ショックで一日中動揺していたらしい。母親に話したくても(※妻の両親は離婚している)南極海を航行中で連絡が取れず、誰とも話す相手がなくて増々心細くなってしまったようだ。すぐに駆け付けれる距離ならばいざ知らず、東海岸コネチカット州までは遥かに遠い。そんな時は妻が不憫でならない。
それでも同じコネチカット州に住む看護師の幼なじみから電話があり、前立腺ガンはガンの中でも進行が遅い方であることや、その他様々なアドバイスを受け、さらには自分でもネットで前立腺ガンについて詳しく調べた結果だいぶ落ち着きを取り戻し、『まあ、とにかく経過を見守ろう』ということになった。
この先どんな展開を見せるか分からないが、ガンが早期発見であり手術後に再発しないことを切に願う。

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