2009-03-21

ドングリ狂


ここのところ毎日のように仕込んでおいた種が発芽し、僕のキュウリも12本のうちすでに半数以上が芽を出している。先日書いた何の芽か分からぬものも、今日じっくりと見てみるとどうやらリンゴのようだ。確かに昨年末頃に食べた『王林』と『サンふじ』の種を種苗ポットに仕込んだのは憶えているが、まさか発芽しようとはね。僕がリンゴをむいているのを隣で見ていた長女が種を集め始めたのがきっかけだった。『Daddy、これ植えたら出て来るの?』と言うから『分からんね〜、でもやってみよか』と、それこそ種苗ポットに適当に仕込んでおいたのが何本も芽吹いているのだ。いや〜木の生命力は強いなと感心する。
山へ行った時にスコップなどを持っていなかったため、乱暴にも素手でそーっと引き抜いて来た木々もその多くが最近の陽気で芽を膨らませ始めている。これらの多くが枯死してしまうだろうと思っていたので意外であったし、木は実は僕が考えていたよりもよほど強そうだとも分かってきた。ただ問題なのは枯死するという前提で密に植えておいた苗木のほとんどが生き延び、これらの苗木が生長しても植え替える場所が無いことだ。僕は紅葉類が好きなので良さそうなものを見たらせっせと採集していたため、今では大小の苗木を合わせると20本近くもある。紅葉だけで20本!と、ばかげたことではあるがこのうち夏を乗り切れるものがどれほどになるだろう。この地方では夏を越して始めて定着したと言えるからね。そして昨年と同様に盛んに発芽し、成長しているのがドングリ群だ。これらもてきとーに種苗ポットに仕込んだものが冬の間は何の反応も見せなかったのに、今になってものすごい勢いで成長し始めている。その数一体どれほどだろう?間違いなく30本以上はあるので、我が家の前の堤防を勝手にドングリ並木にすることも十分可能ではある。さて、これらのドングリ群、どうしようか?すべてを小さな植木鉢に植え替えることは可能だが、そうなると庭が植木鉢で埋め尽くされとんでもないことになる。かと言って捨てるには忍びない。やはり堤防か、河川敷しかないな・・

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