2009-03-16

運と不運


今朝いつもの通り家を出て、すかんと晴れた青空のもとMaroon5の曲を大音量でかけながら堤防道路を気分よく飛ばしていると、右前方路肩に銀色のスピーカーのような物が現れ、『しまった!!』と思ったその瞬間レーダーの警告音が車内に鳴り響いた。しかし時すでに遅く『ガツン!』とブレーキを踏んだものの、ネズミ捕りの前を通り過ぎた時は確実にスピードオーバーだった・・
そのまま惰性でだらだら走ると、案の定赤旗持ったおまわりが現れ『いらっしゃいませ』と、頭まで下げてのご案内だ。そして警察車輛に誘導された時にはさすがにムカッ腹が立ち『なんでわざわざ40km制限の所で、しかもラッシュアワーに取り締まりなんかやるんや、こんちくしょうが!』と思っていると、おまわりも慣れたもの『ずいぶん出してましたね。取り敢えずスピードを確認して下さい』と至極機械的に言う。少なくとも80kmは出ていたんじゃないかと思うので『こりゃ、間違いなく免停だな・・』と、ドキドキしながらレシートのような紙を見ようとすると急におまわりがうろたえ出して、『あれっ?紙出て来ん。なんでや?』と何かの原因で機器がうまく作動していないらしい。
すると、おまわり開き直って『立証するものが無いので今回は厳重注意にまけといたる』と言うやんけ。あまりの意表を突く攻撃に思わず『そんなことがあるんかいな?』と聞いてしまったほどだ。とにかく一発免停と最低5万円はしたであろう罰金を逃れることができて上機嫌。一瞬どん底に突き落とされた分、リバウンドも大きいわな。ああ、よかったー!
しかし不可解なのはレーダーの反応で、ネズミ捕りを目視した瞬間に鳴るなんてどう見ても手遅れだ。ひょっとしたらおまわりの方がスピード測定をミスったのかもしれない。ためにデータを取得できなかったのかも?

いずれにせよ運・不運は表裏一体紙一重。ならば結果オーライでいこまいか。

0 件のコメント: