2009-03-07

芽吹くころ


日差しはだいぶ暖かみを増して来たものの、日中西風が強く体感温度はポカポカ陽気とは程遠い。それでも日向に止めてある車に乗り込むと早くもムッとした暑さが押し寄せ、『ああ、これからは日に日にこの温室の気温が上がってゆくんだな・・』と複雑な気分になる。
ひと通りの用事を済ませ4時頃から庭の様子を見て回ると、先日の大雨で庭の芝生はぐっと緑の濃さを増し、着実に成長している姿がまず目に飛び込む。畑ではエンドウ豆のつるがこれまたドカン!といった感じに伸びていて、『ひと雨ごとに成長するとはまさにこのことだな・・』とひとり感心する。
敷地外に特設した苗木用のちいさな園圃では、何を植えたのかさっぱり憶えていないので困りものだがそれぞれが芽を膨らましつつあり、これも順調に成長しているようだ。カエデ類の中には早くも芽吹き、小さな小さな柔らかそうな葉を持つものも現れ、暖かくなるまでとても待っては居られない!という勢いが感じられる。
先週末に買った育苗用のミニミニビニールハウスでは2週間前に播いたブロッコリーが一気に芽吹き、心を楽しませてくれる。このビニールハウスは小さくても優れもので、日当たりの良い日などはハウスの中の温度が40℃近くにもなり、かえって通気性を良くして温度を下げるほど。この時期いちばん警戒せねばならぬ低温にもハウスの中であれば氷点下にいくことはなく、その点ではだいぶ気が休まる。

さあて、このブロッコリー達はうまく成長するだろうか?これからがまた、楽しいのだ。

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